「JINS (ジンズ)で薄型レンズにしたい」と言ったのに、なぜか止められた…。それ、店員が嫌がっているのではなく、あなたの度数やフレームに対して“薄さ以外のデメリット”も含めて最適解を探している可能性があります。
この記事では、薄型レンズの種類と料金の整理から、断られやすい条件、納得して選ぶための質問テンプレまで、後悔しない決め方をまとめます。
jinsは薄型レンズを嫌がる?そう感じる理由と結論
「薄型にしたいのに止められた」と感じる場面は珍しくありません。
ただ、多くは“販売を渋る”というより、度数・フレーム・見え方のバランスから最適な提案をしているケースです。モヤモヤを解消するために、まず理由を言語化していきます。
結論:嫌がるというより「最適レンズ」を提案していることが多い
薄型レンズは万能ではありません。薄くなるほど見え方ににじみが出やすかったり、素材の性質で装用感が変わったりします。
店員が標準レンズを勧めるのは、薄さだけを優先して後悔する人が一定数いるからです。
判断のコツは次の3点です。
- 目的が「見た目」か「軽さ」か「見え方」かを決める
- 度数が強いほど薄型の恩恵が出やすい
- フレーム選び次第で厚みは大きく変わる
そもそも薄型レンズとは(屈折率・非球面・極薄)
薄型レンズは、屈折率(同じ度数でも薄く作れる指標)が高い素材を使うことで、レンズの厚みを抑える考え方です。さらに非球面設計は、歪みを抑えながら薄く見せやすいのが特徴です。
ざっくり理解するなら、
- 屈折率が上がるほど薄くなりやすい
- ただし見え方(にじみ)や素材の性質も変わる
- 極薄は“薄さ特化”なので、用途や度数を選ぶ
この前提を知るだけで、提案の意図が読みやすくなります。
よくあるやりとり:おすすめが標準レンズになるパターン
相談で多いのは「一番薄いのでお願いします」と言ったら、標準(または中間)を勧められるパターンです。
これは、度数が軽〜中程度だと薄型にしても見た目の差が小さく、コストや見え方の変化が割に合わないことがあるためです。
また、選んだフレームが小さめ・太縁だと、標準でも厚みが目立ちにくいことがあります。逆に大きいフレームやリムレスは、薄型の効果が出やすい傾向です。
「できません」と言われる主なケース(度数範囲・フレーム形状)
「薄型が無理」と言われた場合は、感情ではなく条件の問題であることが多いです。代表例は次のとおりです。
- 度数(近視・遠視・乱視)の組み合わせが作成範囲を超える
- フレーム形状や素材によって加工が難しい(特に縁なし系など)
- レンズの種類やオプションの組み合わせで選べる薄さが変わる
この場合は「なぜ不可なのか」「代替案は何か」を具体的に聞くのが近道です。
追加料金やキャンペーン条件の誤解が起きやすいポイント
JINSは標準レンズが含まれている一方で、薄さを上げると追加料金がかかるレンズもあります。
また、店舗キャンペーンや割引は“追加料金分が対象外”になる注意書きが付くことがあります。
そのため、店頭でズレが起きやすいのは「割引で薄型の追加料金まで安くなると思っていた」「薄型は全部無料だと思っていた」といった期待値の差です。
会計前に合計金額の内訳を確認すると安心です。
その場でモヤッとしたときの確認質問テンプレ
感情的にならず、事実を引き出す質問が一番強いです。次の聞き方をそのまま使えます。
- 「私の度数だと、薄さを上げても差が小さいですか?」
- 「1.67と1.74で、厚みと見え方はどれくらい変わりますか?」
- 「このフレームだと厚みが目立ちやすいですか?別フレームなら改善しますか?」
- 「不可と言われた理由は、度数範囲ですか?加工ですか?」
- 「追加料金と納期(在庫・取り寄せ)を内訳で教えてください」
断られたときの次の一手(別店舗・レンズ交換・持ち込み)
納得できないときは、次の選択肢があります。
- 別店舗で再相談し、提案の一貫性を確認する
- どうしても希望が明確なら「希望優先で作成したい」と伝える
- すでにフレームがあるなら、レンズ交換サービスで作る
- 処方箋がある場合は持参して話を早くする
大切なのは、同じ説明が返ってくるなら条件の問題、店舗で説明がブレるならコミュニケーションの問題、と切り分けることです。
JINSの薄型レンズの種類と料金を整理(1.60/1.67/1.74/1.76)
薄型の話は“言い方”が店ごとに揺れやすいので、屈折率と追加料金を表で固定すると一気に迷いが減ります。
ここではクリアレンズ中心に、標準から極薄までを整理します。細かな対象条件は時期や組み合わせで変わるため、最終確認は公式情報も合わせて行いましょう。
標準搭載の薄型非球面レンズ(1.60)で足りる人は多い
JINSの標準クリアレンズは、薄型非球面(1.60)を基本として考えると理解しやすいです。軽〜中度の近視や、フレームが小さめ・太縁なら、まずはこれで十分なケースが多いです。
まず試すべき人の目安は、
- レンズの見た目より見え方重視
- 長時間かけるので装用感を重視
- 厚みが目立ちにくいフレームを選べる
というタイプです。
超薄型(1.67/1.74)と極薄(1.76)の違いをシンプルに理解
薄さを上げるほど端の厚みを抑えやすい一方で、素材の特性で見え方の印象が変わることがあります。
JINSでは薄さの段階がいくつか用意されているため、度数や見た目の悩みの強さで選ぶのが現実的です。
| 屈折率の目安 | 呼び方のイメージ | 追加料金の目安 | 向いている人の例 |
|---|---|---|---|
| 1.60 | 標準(薄型非球面) | +0円 | 軽〜中度、まず迷ったらここ |
| 1.67 | 超薄型 | +3,300円 | 厚みを少し抑えたい、フレーム選択肢を広げたい |
| 1.74 | 超薄型(より薄い) | +5,500円 | 度数が強めで見た目の厚みが気になる |
| 1.76 | 極薄(両面非球面) | +11,000円 | とにかく薄さ優先、乱視が強め、見た目も強く気になる |
どれを選ぶべき?度数・見え方・予算の優先順位で決める
決め方はシンプルで、優先順位を一つ上げるたびに屈折率を検討します。
- 見た目(厚み・フェイスラインのへこみ)最優先なら 1.74〜1.76 を検討
- バランス重視なら 1.67 を挟むと失敗が少ない
- 見え方の違和感が怖いなら 1.60 から始めて、必要なら上げる
店頭では「私は薄さ最優先です」「見え方優先で薄さはほどほどで」など、意思決定の軸を先に宣言すると提案が安定します。
なぜ薄くしすぎは損?にじみ・重さ・反射などデメリット
薄型レンズはメリットが目立つ一方で、選び方を間違えると「薄いのに見えにくい」「疲れる」と感じることがあります。
店員が止める理由は、ここに集約されがちです。デメリットを知っておくと、提案を“邪魔”ではなく“調整”として受け取れます。
薄いほど視界がにじみやすいと言われる理由
一般に、薄さを追うと視界の鮮明さ(にじみの出方)のバランスが変わることがあります。
特に暗い場所やスマホ作業が多い人は、わずかな違和感でも疲れやすいです。
対策は次の通りです。
- 店頭で「にじみが気になるタイプか」を伝える
- PC作業中心なら用途も伝える
- 少しでも違和感があれば早めに再調整を相談する
薄さだけをゴールにしないのが、後悔しない近道です。
薄いほど軽いとは限らない(比重・装用感の話)
直感では「薄い=軽い」ですが、素材によっては薄くなるほど比重が上がり、装用感が変わることがあります。
鼻あての跡が付きやすい人や、耳が痛くなりやすい人は要注意です。
不安なら、薄さを上げる前に
- フレーム自体を軽いものにする
- フレームサイズを小さめにする
- フィッティング(かかり具合)を丁寧にしてもらう
といった順番で効かせると失敗しにくいです。
反射・ゆがみ・見た目(フェイスライン)まで含めて考える
薄型は見た目のメリットが大きく、特に近視が強い人はフェイスラインのへこみ軽減が期待できます。
一方で、レンズの加工や仕上げ方によっては側面から光が入り、乱反射が気になる場合もあります。
見た目を優先するなら、次の観点もセットで相談すると納得感が上がります。
- フレームの形とレンズの厚みの関係
- 仕上げ(側面の見え方)で気になる点があるか
- 反射が気になる体質か(夜の運転・街灯など)
薄型レンズをスムーズに選ぶコツ(フレーム選びと伝え方)
薄型レンズの満足度は、レンズ単体よりも「フレーム×度数×優先順位」で決まります。
店員との会話が噛み合わないときも、この3点を揃えると一気に前に進みます。
ここでは、同じ予算でも見た目が変わる実践的なコツをまとめます。
レンズの厚みはフレームで大きく変わる(小さめ・丸・太縁)
同じ度数でも、レンズの直径が大きいほど端が厚くなりやすいです。つまり、フレームが大きいほど厚みが目立ちやすい傾向です。
厚みを目立たせたくないなら、
- 小さめの玉型(レンズの幅が控えめ)
- 丸みのあるデザイン
- 太縁で側面が隠れやすい
を優先すると、屈折率を無理に上げなくても見た目が整いやすいです。
乱視・用途・優先順位を先に伝えると提案がブレにくい
「薄型にしたい」だけだと、店員は見え方のリスクも想定して提案が揺れます。
そこで最初にこう伝えるのが効果的です。
- 優先順位:薄さ最優先/見え方優先/バランス重視
- 用途:運転、PC、屋外、室内、長時間装用など
- 乱視の有無や強さ(分かる範囲で)
この3点が揃うと、1.67で十分なのか、1.74以上が必要なのか、会話が具体的になります。
受け取り後の違和感は「調整・保証」で解決できることが多い
レンズは度数だけでなく、かかり具合や目とレンズの位置関係でも体感が変わります。
受け取り直後に「少し気持ち悪い」「歪む」などがあれば、我慢せずに早めに相談するのが正解です。
再測定やフィッティングの調整で改善することも多いので、違和感の種類(にじみ、歪み、ちらつき)を具体的に伝えるとスムーズです。
それでも納得できないときの対処(トラブル回避と代替策)
説明に納得できないときは、感情の押し引きよりも“情報を揃える”方が確実です。
理由が条件によるものなのか、提案が店舗ごとに違うのかを切り分ければ、次の一手が見えます。ここでは、角が立ちにくい現実的な手順を紹介します。
説明を要約してもらい、見積もりを残して判断する
その場で決めきれないなら、次の二つをお願いするとトラブルが減ります。
- 「不可の理由」と「代替案」を短く要約してもらう
- 追加料金を含めた見積もり(口頭でも可)を確認する
要点が整理されると、別店舗で相談するときも話が早くなります。
レンズ交換サービスを活用する(JINS購入品/他社フレーム)
すでに気に入ったフレームがある人は、レンズ交換という選択肢もあります。JINSで買ったフレームと、他社フレームでは価格が異なるため、事前に料金の目安を押さえておくと安心です。
また、フレーム形状によって交換できない場合もあるので、スタッフ確認は必須です。ここでも「不可なら理由と代替案」をセットで聞くのがポイントです。
公式ガイド・FAQを見ながら再相談すると話が早い
店頭での説明が抽象的なときは、公式のレンズ案内や保証・レンズ交換のページを先に読み、疑問点を箇条書きにしてから行くと会話が噛み合います。
確認したい観点はこの3つで十分です。
- 選べる屈折率と追加料金
- 作成可能範囲や組み合わせ条件
- 見え方が合わないときの保証対応
「何が知りたいか」が明確だと、店員側も答えやすくなります。
まとめ
薄型レンズを「嫌がられた」と感じる場面はありますが、多くは薄さ・軽さ・見え方のバランスから最適な提案をしているだけのことが少なくありません。まずは自分の優先順位(薄さ最優先か、見え方重視か)を決め、フレームサイズや用途、乱視の有無を先に伝えると話がスムーズです。もし納得できないときは、不可の理由と代替案を要約してもらい、別店舗やレンズ交換サービスも含めて比較しましょう。最後は公式情報で条件を確認し、後悔のない一本に仕上げてください。



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