Zoff(ゾフ)でメガネを作ろうとしたら「薄型レンズは追加料金です」と言われて、思わず高いと感じたことはありませんか。実は“薄型”の中にも種類があり、屈折率や非球面設計、さらに機能オプションを足すほど価格が上がります。この記事では、料金が跳ねるポイントと、あなたに本当に必要な薄さの見極め方、予算内に収める具体策まで整理します。
zoffの薄型レンズが高いと感じるのはなぜ?料金の仕組みを先に把握
Zoffのレンズは「フレーム代に含まれる範囲」と「追加でアップグレードする範囲」に分かれます。薄型レンズはアップグレード側に入ることが多く、度数やフレーム形状によって必要性も変わります。まずは仕組みを知ると、ムダな追加を減らせます。
まず結論:高くなるのは「薄さ・設計・機能」を足し算するから
薄型レンズが高いのは、単に素材が違うだけではなく、設計や加工条件が増えるからです。屈折率を上げて薄くする、非球面設計で周辺の歪みを抑える、さらに傷・曇り・ブルーライトなど機能を追加する、という足し算で料金が上がります。逆に言えば、足し算を止める場所を決めれば予算管理ができます。
Zoffの標準レンズに含まれる機能と「無料でできる範囲」
Zoffのセットレンズは、追加料金なしで作れるスタンダードなレンズが用意され、コーティングやUVケアが一定範囲で含まれます。ここで重要なのは「無料でも困らない人が一定数いる」点です。軽い近視で小さめフレームなら、見た目の厚みが目立ちにくく、標準の範囲で十分なこともあります。まず無料枠の内容を把握してから、薄型を検討すると失敗しにくいです。
薄型球面・薄型非球面・超薄型非球面の違いを整理
薄型球面は、屈折率を上げることで厚みを抑える方向ですが、設計は球面のままです。薄型非球面は、周辺のゆがみを軽減する設計を加え、見た目もすっきりしやすいのが特徴です。さらに超薄型非球面は、より高い屈折率で薄さを狙います。つまり「薄さだけ」なら薄型球面、「見え方と見た目の両方」なら非球面寄り、と覚えると選びやすいです。
追加料金の目安:屈折率別にどこまで上がる?
Zoffの価格シミュレーターでは、薄型非球面(屈折率1.60)や超薄型非球面(屈折率1.67/1.74)などで追加料金が設定されています。例えば、屈折率が上がるほど追加料金も上がりやすく、段階的に選ぶ形です。ここにブルーライトカット、傷に強いコート、くもり止めなどを重ねると、最終金額が大きく変わります。先に「レンズだけで上限いくらまで」を決めておくと安心です。
価格が跳ねやすい条件:強度数・大きいフレーム・縁なし
度数が強いほど、同じ屈折率でも厚みが出やすく、薄型にしたくなるため追加が発生しがちです。さらに大きいフレームはレンズ外周が厚くなりやすく、見た目が気になりやすい傾向があります。縁なし(リムレス)や細いフレームも、厚みが目立ちやすいので注意です。薄型レンズを選ぶ前に、フレーム側を調整できないかを見るのがコスパ面で効きます。
「高いのに意味ない」と感じやすい3パターン
1つ目は、度数が弱くて元々厚くならないのに、最上位の薄さを選んだケースです。2つ目は、大きいフレームを選んで厚みが出る条件を作り、レンズで帳尻を合わせようとして費用が増えたケースです。3つ目は、期待値が「端がゼロになる」になっているケースです。薄型は確実に薄くなりますが、度数とフレームによって限界があるため、店頭で厚みの見込みを確認しましょう。
先に決めたい予算ラインと優先順位の付け方
おすすめは、優先順位を3つに絞ることです。見た目の薄さ、見え方の自然さ、機能(傷・曇り・ブルーライト等)のどれを優先するか決めます。迷ったら「見え方(非球面)」を先に確保して、薄さ(高屈折)と機能は必要最低限にするのが無難です。最後に、合計金額が上がりやすい組み合わせは後回しにして試算します。
薄型レンズが必要な人・不要な人の見極め
薄型レンズは、全員が付けるべきオプションではありません。度数・フレーム・見え方の3点で判断すると、必要な追加だけに絞れます。ここを飛ばすと「なんとなく最上位」で高くなりやすいです。
度数で判断:どのあたりから薄型の効果が出やすい?
一般に度数が強いほど薄型のメリットは大きくなります。一方で度数が弱い場合、屈折率を上げても体感差が小さく、費用対効果が落ちやすいです。店頭では、現在の度数(近視・乱視)を伝えた上で「屈折率を上げた時の見た目差」を確認すると納得感が出ます。迷ったら、まずは低めのアップグレードから段階的に検討しましょう。
フレームで判断:小さめ・太めがコスパを上げる
同じ度数でも、レンズ外周が短いフレームほど厚みが出にくいです。小さめのレンズ形状や、縁が少し太いフレームは厚みを隠しやすく、薄型レンズの追加を抑えやすい組み合わせです。逆に大きめのボストンや、細フレーム、クリア系でレンズが透けやすい場合は、薄型が欲しくなりがちです。まずフレーム選びでコストを下げる発想が有効です。
見え方で判断:歪み・にじみ・疲れやすさの注意点
薄さを上げるほど、素材特性で見え方の好みが分かれることがあります。特に周辺の歪みが気になるなら非球面設計が効きやすいです。反対に、薄さ最優先で屈折率だけを上げると、期待した快適さに届かない場合があります。長時間のPC作業や運転など、用途を伝えて「見え方を優先する設計」に寄せると失敗しにくいです。
Zoffで薄型レンズを安くする実践テク
コツは、無料枠と追加枠の境目を理解して、段階的に上げることです。いきなり最上位にせず、あなたの度数とフレームで必要なところまでで止めます。ここからは、店頭でそのまま使える考え方に落とし込みます。
まずは無料の「薄型球面(屈折率1.60など)」で足りるか確認
Zoffの価格シミュレーターでは、薄型球面(屈折率1.55/1.60など)が追加料金0円の選択肢として出る場合があります。まずここで厚みが十分に抑えられるなら、非球面や高屈折に上げる必要はありません。「無料の薄型球面でどれくらいの厚みか」を確認し、見た目が許容できるならそれが最安ルートです。ダメだった時だけ次へ進むのが合理的です。
非球面は段階を踏む:1.60→1.67→1.74の順で試算する
高くなる最大要因は「薄さの上位帯」です。まず薄型非球面(1.60)で見え方と見た目を改善し、まだ厚みが気になるなら超薄型(1.67)、それでも必要なら(1.74)という順番で試算します。段階を飛ばすと、差が小さいのに大きく払う形になりがちです。店頭では「今の度数なら1段階上げるとどれくらい変わるか」を具体的に聞きましょう。
追加オプションの付け方:重ねるほど高くなるのを止める
薄型に加えて、ブルーライトカット、くもり止め、傷に強いコートなどを同時に付けると合計が上がります。さらにオプション同士は併用できない組み合わせもあるため、付けたい機能の優先順位を先に決めるのが大事です。例えばPC用途が中心ならブルーライト系を優先し、曇り対策はメガネ拭きや曇り止め剤で代替できないか検討します。全部載せを避けるだけで、最終額が大きく変わります。
他社と比べてどう?「高い/安い」が分かれるポイント
Zoffが高く見える理由の1つは、比較している相手の「標準レンズの基準」が違うことです。標準で薄型非球面が入っている店と比べると、Zoffのアップグレードが目立ちます。ここでは、比較で見るべき観点だけを押さえます。
追加料金0円の基準が店によって違う(標準レンズの差)
たとえば他社では、屈折率1.60の薄型非球面を追加料金0円の標準として打ち出しているケースがあります。こうした店と比べると、Zoffで非球面や薄さを追加した時に「高い」と感じやすくなります。比較する時は、フレーム価格だけでなく「標準で付くレンズの屈折率・設計・コート」を揃えて見ましょう。揃えない比較は、体感のズレが出ます。
価格差が出るのは「高屈折率」と「両面設計」「累進」
多くのブランドで、価格差が広がるのは高屈折率帯や、両面非球面のような設計、遠近・中近など累進系のレンズです。Zoffでも価格シミュレーター上、薄型の上位や累進系の薄型は追加が大きくなりやすい構造です。つまり、強度数や遠近が絡むほど「どの店でも上がる」傾向があります。大事なのは、上げる理由が自分に必要かどうかです。
トータルで比べる:保証・交換費・納期・店舗相談
価格だけでなく、保証と交換費も含めて比較すると納得しやすいです。Zoffには一定期間の度数交換保証があり、見え方が合わない場合に調整しやすい面があります。また、手持ちフレームへのレンズ交換では、フレームの購入先によって加工費が変わるため、想定外の出費にならないように確認が必要です。安さだけで決めず、トータルの安心感も含めて判断しましょう。
後悔しない注文チェックリストとよくある質問
最後に、店頭での確認が不足すると「高いのに納得できない」が起きやすいです。質問を準備しておくだけで、提案の精度が上がり、予算も守りやすくなります。ここはメモして行くのがおすすめです。
店頭で聞くべき7項目(見え方・厚み・重さ・見た目)
- 今の度数で、標準/薄型/超薄型にした時の厚みの見込み
- 非球面にした場合、周辺の歪みはどれくらい改善するか
- 選んだフレームで厚みが目立つ条件があるか(大きさ・形・縁)
- オプションの併用可否(ブルーライト、くもり止め、コート類)
- 仕事・運転・PCなど用途に合う設計はどれか
- 予算上限に収めるなら、どこを削るのが合理的か
- 受け取り後の調整や保証の範囲(回数・期限)
よくある疑問:どれを選べば正解?迷った時の結論
迷った時は「見え方の不満があるか」で決めるのが近道です。見え方の歪みや疲れが気になるなら、薄さだけでなく非球面設計を優先します。見た目の厚みだけが気になるなら、まずフレームを小さめにして、必要なら屈折率を段階的に上げます。結論としては、いきなり最上位にせず、試算と比較で止めどころを作るのが正解です。
購入後の安心:度数交換保証・レンズ交換・注意点
受け取り後に見え方が合わない場合、一定期間の度数交換保証があると安心です。子どもや学生など、度数変化が起きやすい場合の保証条件も確認しておくと良いです。また、レンズ交換はレンズ代に加えて加工費がかかるため、将来の交換も含めた費用感を持っておきましょう。最後に、料金や取り扱いは変更されることがあるので、最新は公式のレンズガイドと価格シミュレーターで確認してください。
まとめ
Zoffの薄型レンズが高いと感じる主因は、屈折率アップや非球面設計、機能オプションを足し算する料金構造にあります。度数が弱いのに最上位の薄さを選ぶ、フレームが大きく厚みが出る条件を作る、期待値が高すぎる、の3つは後悔の典型です。対策は、無料枠(薄型球面など)から段階的に試算し、非球面や高屈折は必要なところで止めること。店頭では厚み見込みと併用可否を必ず確認し、最新の料金は公式情報でチェックしてから注文しましょう。


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